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仙台の旅10(最終回)「私とはなにものか、という根源的な問い」

  • ryuogurikazue
  • 2017年6月2日
  • 読了時間: 3分

さて仙台の旅、いよいよ最終回です。 *** 人は、自分で思っているよりも、 自分のことをわかっていない。

自分で自分の背中をみることができないように、 よくわかっている部分もあるし、

自分の目では、けっしてみえない部分もある。

友達や専門家に、相談したり、 自分のことを「みて」もらうって きっとそういうことだ。

さて、2017年4月1日、朝10時。

キョンちゃんによる、 占星術のセッションが開始された。

机の上に私のホロスコープが置かれている。

ホロスコープというのは私の生まれた瞬間を元に作られた星の配置図のこと。 円グラフみたいなものに、記号やら数字やらが書き込まれている。 これだけだと当然、意味はわからない。

キョンちゃんが解説をしてくれると、 しだいに平面に描かれたホロスコープが プラネタリウムみたいに奥行きをもちはじめる。

私がこの世界に誕生した瞬間に 太陽はどこにあり、月はどこにあり、 水星、金星、木星、火星、木星、土星は、 って、それはまるで星空の中を旅するような感じで、 宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」みたいな世界みたいやった。

占星術って、科学の要素が大部分なんやなあと知った。 昔々の人が、空を観察し、星の運行を理解し、 時間という概念が生まれ、やがて暦になっていった。 そんな流れの中で、星を読み「占う」という術も生まれた。

奥の深い世界だってことがみえてきた。

そして、今回初めて知ったのが、月星座。 自分が生まれた時に、お月様がどこにあったかということらしい。 太陽星座は、陽にあたっている部分を表し 月星座は、内なる自分、心や体を表すのだとか。 (ざっくりですが) 太陽星座だけではなく、 月星座も私に多大な影響がある。

このなかなか最終回にたどり着かない旅日記はまさに、 その月星座っぽい・・・。

開き直るとか、あきらめるって、 あまり良いイメージを持たれないかもしれないけど、

キョンちゃんのリーディングを受けて、 そっか、私がこんな性格なんは生まれた時の星の影響なんか。 まあ、そりゃあしゃあないわな、と、あきらめ、開き直ることができた。

そうして、自分のことを・・・そう、許せた。

許せるって、距離がとれるってことなんだと思う。

距離がとれてこそ、見えるものがある。 冷静にもなれる、対策もうてる、ということだ。

今年は、秋に大切な朗読劇の再演があり、 そこにむけてどう動いていくかのアドバイスももらった。

時々(すでに)何度か心折れそうになりながらも そのアドバイスを読み返しながら、前に進んでる。

あの日キョンちゃんからもらった言葉は、 ずっと私を支えてくれている。

キョンちゃんは、現在は仙台を拠点に 占星術とフラワーエッセンスのセッションを行っている。

遠方の場合はスカイプでもみてくれるそうです。 詳細はこちらをどうぞ http://sky301.wixsite.com/athecafe

目を閉じると、満点の星が輝いている。

人の命も一つの星だと思う。

ある瞬間に生まれ、いろんな星たちと出会い、影響をうけ、 影響を与え、やがていつか消滅する。

その運行の軌跡を知っているのはきっと神さまだけだ。

けれど、雨の日も、晴れの日も、 うまくいく日も、うまくいかない日も、 悲しい日も、嬉しい日も、

そこに無駄なものや意味のないものは一つもないということを いまの私は知っている。

仙台旅日記、一応、ここで完結。 番外編で書きたいこともあるんだけどね。

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