道端で立往生しているおばあちゃんを発見
- ryuogurikazue
- 2017年5月26日
- 読了時間: 1分
先日、道端で立往生している、おばあちゃんを発見。
聞けば、リサイクルショップで扇風機を買い、
カートにくくりつけてもらったが、その紐が緩んで荷物がバラけてしまった。
スーパーでした買い物と扇風機を、どうにかこうにか、
再びカートにくくりつけようとしていたらしい。
すぐ近くの団地がお住まいだったので、 荷物を一緒に運ぶと申し出た。
肺がお悪いらしく、ゆっくりゆっくり、おばあちゃんと歩く。
「できると思うんやなあ、もう、無理したらアカンなあ。
もう無理したらアカン。」と自分に言い聞かせる、おばあちゃん。
「その、やってみようとか、できるんちゃうかとか、
チャレンジしようと思えるのって、いいと思いますよ」 とぼそりと返すと、
私の目をみて、いたずらっ子みたいな表情を浮かべ、
「そやな」と言ってニカッと大きく笑った。
対話、吹く風、二人の間の空気。
全てが、なんか、めっちゃ心地よかった。 良い出会いだった。

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