仙台の旅1 プロローグ「私が整体をはじめたきっかけ」
- ryuogurikazue
- 2017年4月9日
- 読了時間: 2分
3月30日(木)から4月3日まで仙台へ行ってきました。 2013年の3月に仙台でリフレのボランティアをさせてもらって以来、
4年ぶりの仙台でした。
旅の振り返りをするつもりでしたが、
もう少し遡って、整体の道を歩むことになったきっかけあたりから、
書いてみたいと思います。
**** さて、話は2011年にさかのぼる。
私はその頃、会社に勤めていた。 1日中パソコンと向き合う仕事で、 秒単位で作業を行い、ミスの許されない仕事だった。
働く人はみな疲弊し、トゲトゲしていた。 実際に精神状態が悪くなってやめていった人が何人もいた。 このままこの仕事を続けていると身も心もボロボロになる。
でもどうすればいいのか・・・? 答えはでず、身動きできなかった。
そんな時に、東日本大震災が起こった。
ああ、このままこの仕事を続けていてはいけない。 ちゃんと生きなければ。
では自分はどんな仕事だったら一生続けていけるだろうか?
それを問うた時に、機械と向き合うより、 人と向き合いたいと思う自分がいた。
そして、衝撃的なある体験をした。
それは地震の数日後のことだった。
整体師の方々が(大阪の)中学校の体育館を借りてマッサージをし、
集まったお金を東北に送るという募金活動をしていることを知る。
自分も協力したいと思い、体育館へ足を向けた。
会場に一歩足を踏み入れるとなんともいえないあったかい空気に満ちていた。
体育館に施術ベットがたくさん並べられ整体が行われていた。
空いているベットへ案内してくれたのは初々しい中学生。
整体師の方に触れてもらって、(わたしは震災の被害を受けていないけれど)
自分がひどく緊張していたこと、無力感に打ちひしがれていたことに気がついた。
しだいに緊張がほどけ施術してくれた人の手のぬくもりに心底安堵した。
なんてすごい仕事なんやろ!🌟🌟
そんなわけで(他にもいろいろあったんだけどね)
私は整体を学ぶことを決意する。
そして学校に通いはじめた2011年の夏、 キョンちゃんと出会った。
仙台在住のキョンちゃんに、なにげなく、ふと思いついて 「私、資格がとれたら、仙台へ行って整体ボランティアしたい」とそんなことを言った。
するとキョンちゃんは「うん、おいで〜!」と何のためらいもなく、承諾してくれた。
そういう経緯があり、2013年、私は仙台へ足裏のリフレクソロジーのボランティアをしに訪れる。
あらら、本編の旅の話までもうすこしかかりそう。 写真は、2013年に訪れた際、宿泊場所、兼、施術場所としてお借りしていた部屋。

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